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被爆の医師ら体験語る会 広島で31日 放射線の講演も

 広島市医師会は31日午後1時半から、西区観音本町の広島医師会館で市民公開講演会「全国の高校生へ語り継ごう ヒロシマから」を開く。

 広島高等学校(現広島大)1年生で17歳の時に被爆した原田整形外科病院(安佐南区)医師の原田雅弘さんと、県立広島第一中(現国泰寺高)2年生で14歳の時に被爆した元広島大学長の原田康夫さんが体験を話す。雅弘さんら高校・専門学校の学生が、音楽の力で広島を元気にしようと終戦の翌年結成した「広島学生音楽連盟」の歩みをたどるドキュメンタリー映画「音の記憶・つながり」の抜粋版も上映する。

 放射線影響研究所(放影研、南区)理事長の丹羽太貫さんが「放射線の人体に対する影響について」と題して講演する。雅弘さん、康夫さんと高校生たちの座談会もある。

 先着300人。一般の聴講も可能。無料。27日までの申し込みが必要で、同医師会Tel082(232)7321。

(2016年7月25日朝刊掲載)

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