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路面電車で見る被爆からの復興 尾道でパネル展

 被爆前後に広島市内を走っていた路面電車を写真や絵で紹介し、平和の大切さを考えるパネル展が尾道市防地町、市人権文化センターで開かれている。8月29日まで。無料。

 写真や絵、説明文を記したパネル16点を展示。爆心地から約750メートルの地点で被爆した様子を描いた絵のほか、全焼した電車の残骸、開通当時のイベントを切り取った写真などが並ぶ。縦約0・9メートル、横約2メートルの特大パネルは、相生橋での復旧作業を捉えている。

 同市高須町、主婦柏原明子さん(41)は「原爆の悲惨さをあらためて感じた。子どもが平和に関心を持つきっかけにしてほしい」と見入っていた。土日祝日休館。同センターTel0848(37)2631。

(2016年7月26日朝刊掲載)

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