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広島でサッカー男子開会式 中国インターハイ

 中国地方を舞台とする全国高校総体(インターハイ)は28日に岡山市で総合開会式がある。12年ぶりに中国5県が舞台となる戦いに先立ち、26日は広島市中区の広島国際会議場でサッカー男子の開会式があった。

 都道府県の代表55校の220人が、ユニホーム姿で参加。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「リオデジャネイロ五輪代表にはこの大会を戦った選手が多くいる。2020年の東京五輪は君たちが中心になってほしい」と激励した。

 開会式後には、田嶋会長や選手が平和記念公園の原爆慰霊碑を訪れた。献花した皆実の有働周平主将は「広島で開催される大会。平和だからこそサッカーができることを忘れずプレーしたい」と力を込めた。

 27日は広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島などで、1回戦の23試合が予定されている。(矢野匡洋)

(2016年7月27日朝刊掲載)

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