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島根1号廃炉 厳格審査要請 規制委に松江市長

 松江市の松浦正敬市長は27日、原子力規制委員会に対し、中国電力が申請した島根原発1号機(松江市)の廃炉工程を示す廃止措置計画について厳格に審査するよう要請した。

 松浦市長は規制委の事務局である原子力規制庁の荻野徹次長と面会し「安全、安心を第一に厳格な審査をしてほしい」と訴えた。使用済み燃料の搬出や解体で発生する放射性廃棄物の処理が適切に行われるよう要請し、審査結果の市民への丁寧な説明も求めた。

 中電は4日に廃止措置計画の認可を申請し、2045年度までの30年間で作業を終える計画を示している。

(2016年7月28日朝刊掲載)

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