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伊方再稼働巡り四電と協定要望 広島県に市民団体

 四国電力が8月に再稼働を予定する伊方原発3号機(愛媛県伊方町)を巡り、呉市の市民グループ「ふるさと呉を守る市民の会」などは27日、広島県に対し、四国電と安全協定を結ぶよう要望した。

 同会の石橋純誓代表が県庁を訪れ、危機管理課の山田大平参事に要望書を提出。安全協定を締結し、四国電との連絡体制の整備や事故時の避難訓練をするよう求めた。山田参事は「愛媛県から情報が伝わるようにしている」と応じ、今後あらためて文書で回答するとした。

 四国電は愛媛県と伊方町だけと安全協定を結び、周辺自治体とは安全確保に関する覚書を結んでいる。

 同会は今後、呉市に対しても協定締結を求める呉市民9240人の署名と要望書を提出する予定でいる。

(2016年7月28日朝刊掲載)

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