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「1号機廃炉を」署名提出 市民団体

 県内19団体でつくる「原発ゼロをめざす島根の会」(共同代表責任者・舟木健治県教職員組合委員長)は7日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)1号機の廃炉などを求める1万8222人分の署名を県に提出した。

 署名は、完成間近の3号機の建設中止や、2号機のプルサーマル計画に対する県の了解の撤回なども含め計6項目。福島第1原発事故を受け、2011年7月から県内での集会や街頭で集め始めた。この日、舟木代表責任者たち約10人が県庁を訪れ、小林淳一副知事に手渡した。

 提出後、同会は島根原発周辺の活断層、宍道断層の再調査など3項目を県に求めた。小林副知事は「国は現時点で調査の必要がないとしている。今後も(国の)議論を注視する」と応えた。(樋口浩二)

(2012年5月8日朝刊掲載)

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