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核兵器「NO」訴え行進 全国リレーが福山入り

 核兵器廃絶などを訴えて全国をリレーする日本原水協などの「国民平和大行進」が27日、福山市と尾道市を歩いた。原水禁国民会議の「非核・平和行進」も福山市に到着した。

 国民平和大行進は福山市役所を出発。約40人で横断幕やのぼり旗を持ちながら、核兵器廃絶や憲法改正反対を訴えて歩き、尾道市役所に到着した。

 出発式に参加した福山市原水協の原剛副理事長(84)は「道行く人に被爆者を慰霊し、原爆の悲惨さを忘れないよう訴えたい」と話した。行進は5月6日に東京を出発。沖縄、長崎県などを出発する全11コースがあり、8月4日に広島市中区の平和記念公園に着く。

 非核・平和行進もこの日、福山市に入り、大門町から市役所までを約120人でリレーした。今月29日には日本山妙法寺(東京)の僧侶たちも福山市を行進する。(高本友子)

(2016年7月28日朝刊掲載)

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