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　広島県内の全テレビ局は８月５～１４日、過去に放送した原爆・平和関連の番組を共同で上映する「テレビが記録したヒロシマ」を実施する。広島市中区のＮＨＫ広島放送局４階のハイビジョンシアターで午前１０時～午後５時、よりすぐりのドキュメンタリーやドラマを紹介する。

　上映するのは県内５局が１９６６～２０１６年に制作した計２４番組。身寄りを亡くした原爆小頭症患者に密着したドキュメンタリーや、遺品から惨劇をたどる番組など幅広く選んだ。

　７月１９日に市役所で各局のアナウンサーが会見し「平和を考えるきっかけになれば」とＰＲした。

　入場無料。広島では昨年に続き２度目。長崎県でも各テレビ局が協力し、今年から同様の取り組みを始める。（余村泰樹）

（２０１６年７月３０日朝刊掲載）