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中電回答を黒塗り開示 上関原発埋め立て 山口県 過去6度と同じ対応

 中国電力の上関原発建設予定地(上関町)の公有水面埋め立て免許の延長申請を巡り、山口県は29日、中電に求めた7度目の補足説明への回答文書の情報公開請求に対し、内容を全て黒塗りで開示した。過去6度も同じ対応だった。

 中国新聞が、県に中電から7度目の補足説明の回答が届いた6月23日、情報公開請求をした。県は中電に意見を聞いた上、7月15日付で全47枚の中電側の回答部分の非開示を決め、29日に黒塗り文書を交付した。

 県港湾課は、全て非開示とした理由を「法人情報を開示すると中電に不利益を与える恐れがある」などと従来通りの説明をした。(佐藤正明)

(2016年7月30日朝刊掲載)

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