「核廃絶 世界に発信」 三次市吉舎で被爆者慰霊追悼式
16年8月1日
三次市吉舎町の被爆者と被爆２世でつくる吉舎町原爆の会は３０日、同町の吉舎生涯学習センターで被爆者慰霊追悼式を営んだ。
全会員１２３人のうち、３２人が参列。西家二三（じそう）会長（８５）＝同町上安田＝は「核廃絶の思いを世界に発信しなければならない。会員は減少しているが全力を尽くす」と誓った。
祭壇には、町内４保育所から「せんそうはいやだよ」などと書かれた園児のメッセージ付きの千羽鶴が供えられた。参列者は１人ずつ菊の花を手向け、死没者を悼んだ。
同会の死没者名簿には、昨年８月からの１年間で亡くなった会員６人の名前が加わり、計４４３人になった。名簿は会場近くの原爆慰霊碑に納められた。（城戸良彰）
（２０１６年７月３１日朝刊掲載）
全会員１２３人のうち、３２人が参列。西家二三（じそう）会長（８５）＝同町上安田＝は「核廃絶の思いを世界に発信しなければならない。会員は減少しているが全力を尽くす」と誓った。
祭壇には、町内４保育所から「せんそうはいやだよ」などと書かれた園児のメッセージ付きの千羽鶴が供えられた。参列者は１人ずつ菊の花を手向け、死没者を悼んだ。
同会の死没者名簿には、昨年８月からの１年間で亡くなった会員６人の名前が加わり、計４４３人になった。名簿は会場近くの原爆慰霊碑に納められた。（城戸良彰）
（２０１６年７月３１日朝刊掲載）
