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福山空襲と特攻隊紹介 市人権平和資料館

 福山市丸之内1丁目の市人権平和資料館で、福山空襲体験者が描いた空襲の絵と、特攻隊の戦死者を出した福山海軍航空隊の説明パネルを展示した企画展が開かれている。

 空襲の絵は1990年に市教委が市民に募った。燃える福山城天守閣や川の中へ逃げる人々の様子など22枚を展示する。

 大津野村(現大門町)にあった福山海軍航空隊のコーナーは、沖縄戦への特攻隊で9人の戦死者を出したことや、米軍の空襲があったことなどをパネル10枚で紹介する。

 同館職員の出柄文男さんは「かつてまちにも戦争があり、多くの命が奪われたことを訴えたい」と話している。9月4日まで。無料。

(2016年8月1日朝刊掲載)

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