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オバマ氏広島訪問ショット 広島県、東京のタウで企画展

 広島県は1日、オバマ米大統領が5月に平和記念公園(広島市中区)を訪ねた際の様子を撮影した写真の企画展を、東京・銀座の県アンテナショップTAU(タウ)で始めた。首都圏に住む人に、核兵器廃絶や平和について考えてもらう狙い。15日まで。

 現職の米国大統領として初めて被爆地・広島を訪れたオバマ氏が、被爆者代表と握手したり原爆慰霊碑に花を手向けたりした瞬間を切り取った6枚。拡大した写真のパネルを、タウの1階と2階をつなぐ階段脇の壁に飾った。画像は中国新聞社などが提供した。

 オバマ大統領の広島訪問を機に、いずれも小学生の長男、長女と平和記念公園を訪れる予定にしている千葉県船橋市の会社員石川知春さん(57)は「国際平和の実現に向けた一歩になれば」と望んでいた。(野崎建一郎)

(2016年8月2日朝刊掲載)

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