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　広島東洋カープは１日、核兵器廃絶と野球ができる平和をアピールする「ピースナイター２０１６」を８月６日の原爆の日に、マツダスタジアム（広島市南区）での巨人戦で開催する、と発表した。

　カープ球団と生協ひろしま、広島平和文化センター、広島電鉄、中国放送、中国新聞社の主催で９度目。原爆の悲惨さや戦争への怒りを語り継ぐ被爆体験伝承者、保田麻友さん（３１）＝広島市南区＝が始球式をする。

　球場コンコースにナインがつくった折り鶴を飾る特設ブースを設置。来場者には緑色を基調とした中国新聞のピースナイター新聞を配り、五回終了時、球場全体をグリーンに染める。（山本修）

（２０１６年８月２日朝刊掲載）