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有福温泉で原爆写真展 江津 6日に追悼式典も

 江津市有福温泉町の有福温泉地域コミュニティ交流センターで1日、原爆写真展が始まった。15日まで。6日には同センターで追悼式典が開かれる。

 原爆資料館(広島市中区)から借りた、原爆投下後の広島、長崎市の惨状を伝える写真パネルのほか、ことし5月のオバマ米大統領広島訪問を報じる新聞など計約60点が並ぶ。

 原爆被爆者有福温泉療養研究所「有福温泉荘」が2013年末に閉鎖。被爆者と交流する機会が減る中、次世代にあの日を伝え続けようと企画した。

 午前9時~午後5時。7日は午前中のみ開館、13、14日は休館。6日午前8時ごろから追悼式典がある。黙とう、折り鶴献納の後、住民が「アオギリのうた」を合唱する。同センターTel0855(56)2218。

 江津市役所ロビーでも17日まで、爆風などで崩壊した建物などの写真20枚を展示している。(松本輝)

(2016年8月2日朝刊掲載)

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