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　ひろしまフラワーフェスティバル（ＦＦ）実行委員会は２日、広島市に１０万円を寄付した。５月のＦＦ期間中に実施した「フラワーキャンドル・メッセージ」の協賛金の一部。世界遺産・原爆ドーム（中区）の保存事業基金に充ててもらう。

　実行委の高見仁委員長や広島祭委員会の岡畠鉄也副会長たち６人が市役所で、松井一実市長に目録を手渡した。松井市長は「被爆の実態を守り、広め、伝えるために確実に使わせていただきたい」と感謝した。

　フラワーキャンドル・メッセージは市民が協賛金を払い、平和へのメッセージを書いたキャンドルを平和記念公園（中区）に並べる企画。実行委は２００４年度から毎年、協賛金のうち１０万円を市に寄付している。

（２０１６年８月３日朝刊掲載）