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原爆と戦争 銀幕で継承 尾道で2作品 8・6上映

 尾道市で6日、原爆や戦争の悲惨さを伝える二つの映画が上映される。

 午前10時と午後2時から、東御所町のしまなみ交流館で「おかあさんの木」の無料上映がある。息子7人を戦場に送るたびにキリの木を植え、無事を祈る母親の物語。上映時間は1時間54分で、定員は各回690人。先着順で受け付け、当日申し込みも可。市人権推進課Tel0848(37)2631。

 午後0時15分からは同町の映画館シネマ尾道で、学徒動員された1年生321人全員が原爆の犠牲となった旧制広島二中(現観音高)をテーマにした「いしぶみ」の上映がある。

 映画は、広島市出身の俳優綾瀬はるかさんによる遺族の手記の朗読などを通じ、戦争の傷痕を伝える。85分。19日まで。一般1800円、大学・専門学校生1500円、高校生以下500円。60歳以上1100円。同館Tel0848(24)8222。

(2016年8月3日朝刊掲載)

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