×

ニュース

核兵器廃絶訴えゴール 原水禁など 広島の平和公園到着

 核兵器廃絶などを訴えて全国をリレーする原水禁国民会議の「非核・平和行進」が3日、ゴールの広島市中区の平和記念公園に到着した。この日は連合とKAKKIN(旧核禁会議)も合流し、計約550人が市内を歩いた。

 「なくそう核兵器」などと書いた横断幕を手に、北、東、西の3コースを歩いて同公園に集結した。連合広島の久光博智会長が「核兵器廃絶へのハードルはなお高く、引き続き訴えていく必要がある」とあいさつ。続いて3団体の代表が原爆慰霊碑に花を手向け、参加者全員で黙とうした。

 行進は青森県を4月9日に、沖縄県を5月13日に出発し、原水禁の各都府県団体がリレーした。原水禁などの原水爆禁止世界大会広島大会は4~6日、中区の県立総合体育館などである。(明知隼二)

(2016年8月4日朝刊掲載)

年別アーカイブ