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ブラジル大使 平和連携確認 松井市長を訪問

 ブラジルのマルコス・ガウボン駐日大使が14日、広島市役所に松井一実市長を訪ねた。世界平和の実現に向け、連携して取り組むことを確認した。

 ガウボン大使は「広島の平和への取り組みは世界に感銘を与えている」と述べた上で、今後もブラジルとして核兵器廃絶の訴えを発信することを約束。松井市長は「広島の思いを受け止め、南米の平和をリードしてほしい」と要請した。

 また、松井市長は広島市へのブラジル総領事館の設置も要望。ガウボン大使は「政府の担当者に伝えたい」と述べた。

 ガウボン大使はこの日、中区であった広島日伯協会総会に出席するため広島市を訪れた。県庁に湯崎英彦知事も訪問した。

(2012年5月15日朝刊掲載)

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