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戦時中の生活知って 岩国で平和考える催し

 広島原爆の日の6日を前に、平和について考えるイベント「ピースフェスタ」が3日、岩国市南岩国町のコープやまぐち岩国センターであった。親子連れたち約60人が訪れ、戦時中の暮らしや平和の大切さに思いをはせた。

 同生協の組合員でつくる実行委員会の主催。原爆被害を紹介するパネルなども展示された会場で、メンバーたちが折り鶴の作り方などを教えた。すいとんや茶がゆの調理、試食もあり、現代との違いを比べた。

 参加した錦清流小3年中村樹奈さん(8)は「行きたくなくても戦争に行かないといけないのは悲しい。平和を大切にしたい」と話していた。

 同生協の組合員でつくる岩国地域組織委員会は、広島の原爆被害を紹介するパネル展を5日に市中央図書館で開く。(馬上稔子)

(2016年8月4日朝刊掲載)

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