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8・6へ 真心込め清掃 広島西南RC会員ら平和公園で奉仕活動

 6日の原爆の日を前に、広島西南ロータリークラブ(RC)が、広島市中区の平和記念公園を清掃した。昨年に続く2回目の奉仕活動で、交流のある廿日市市の児童養護施設「津田子供の家」の小学1年~高校1年22人が初めて加わった。

 総勢75人の参加者が、主に「平和の池」や原民喜の詩碑など5カ所周辺を中心に活動。いずれも同RCが先月寄付した大理石やステンレス製の英訳付き説明板が周囲に設置されている。参加者は約1時間かけてブラシで磨いたり、ほうきで周囲を掃いたりした。

 小学3年の女児(9)は「少し疲れたけれど、きれいになってうれしい」と汗を拭っていた。

 同RCは昨年の被爆70年に、来園者が気持ちよく鎮魂の時を過ごせるようにと初めて清掃活動をした。ことしは平和について考えるきっかけに、と施設の子どもたちに声を掛けた。(益田里穂)

(2016年8月4日セレクト掲載)

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