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「平和大行進」ゴール 広島到着 安保法反対も訴え

 全国各地から核兵器廃絶を訴えて歩いた「国民平和大行進」(日本原水協などの実行委員会主催)が4日、広島市中区の平和記念公園にゴールした。

 参加者は5月上旬以降に順次、東京都や富山県、宮崎県などを出発し、計11コースに分かれて行進。この日午前11時半ごろ、横断幕や旗を掲げた参加者が公園に次々と到着した。続く集会には約500人が集い、安全保障関連法への反対などを訴えた。

 東京からのコースは5月6日に出発。91日間歩き抜いた山内金久さん(67)=東京都板橋区=は、道中に実現したオバマ米大統領の広島訪問に触れ、「訪問を境に沿道の熱気が増したように感じた。核兵器廃絶に向けた期待は高まっている」と強調した。

 この日は、6月11日に東京を出発した日本山妙法寺(東京)の平和行進も平和記念公園に到着した。(長久豪佑)

(2016年8月5日朝刊掲載)

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