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　安倍晋三首相は、６日に広島市である平和記念式典と、９日に長崎市である平和祈念式典に出席する。菅義偉官房長官が４日、記者会見で発表した。安倍首相が両式典に出席するのは４年連続で、第１次政権の２００７年を含めて５回目になる。

　首相が公務で広島市入りするのは、５月２７日にオバマ米大統領の訪問に同行して以来。８月５日に広島市に到着し、６日の平和記念式典であいさつする。式典後に、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席する。

　広島の被爆者７団体の代表者は「要望を聞く会」で、核兵器禁止条約の締結に向けた積極的な取り組みや、被爆者援護策の充実などを求める方針でいる。

（２０１６年８月５日朝刊掲載）