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ヒロシマ復興写真集に焦点 広島で講演

 原爆による壊滅から復興しつつある広島を撮影し、1949年に刊行された写真集「LIVING HIROSHIMA」を語る講演会が22日午前11時、広島市中区の広島県立美術館講堂である。無料。

 「LIVING HIROSHIMA」は日本を代表する写真家の木村伊兵衛氏や、旧文部省の原爆災害調査団に同行した菊池俊吉氏らが撮影した写真を収めた貴重な資料だ。

 日本写真家協会の松本徳彦専務理事(尾道市出身)が講師を務め、記録写真の保存の大切さなどについて話す。松本専務理事は、22~27日に同館で開催される中国新聞創刊120周年の記念写真展「わがふるさと 地域の絆」の審査委員長を務めた。

 広島の写真活用保存を考える会主催。事務局Tel090(8243)4559=松浦康高さん。

(2012年5月17日朝刊掲載)

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