タンザニア議長 被爆実態を学ぶ 資料館訪問
12年5月17日
タンザニアのアンナ・マキンダ国民会議議長が16日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学したり、被爆体験を聞いたりした。
マキンダ議長は原爆慰霊碑に花を手向けた後、前田耕一郎館長の案内で資料館を見学。原爆投下直後の市内の惨状をとらえた写真などの前で足を止め、じっくり見入っていた。
佐伯区の被爆者、松島圭次郎さん(83)の証言にも耳を傾けた。松島さんが「核兵器は二度と使ってはいけない」と訴えると力強くうなずき、「復興を遂げた皆さんの姿に力をもらった。戦争がどんな悲劇を招くかを語り続けてほしい」と話した。
マキンダ議長は、衆院の招きで他の議員たち10人と来日した。
(2012年5月17日朝刊掲載)
マキンダ議長は原爆慰霊碑に花を手向けた後、前田耕一郎館長の案内で資料館を見学。原爆投下直後の市内の惨状をとらえた写真などの前で足を止め、じっくり見入っていた。
佐伯区の被爆者、松島圭次郎さん(83)の証言にも耳を傾けた。松島さんが「核兵器は二度と使ってはいけない」と訴えると力強くうなずき、「復興を遂げた皆さんの姿に力をもらった。戦争がどんな悲劇を招くかを語り続けてほしい」と話した。
マキンダ議長は、衆院の招きで他の議員たち10人と来日した。
(2012年5月17日朝刊掲載)