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「平和の火」417キロリレー 島根県庁前ゴール

 広島市中区の平和記念公園の「平和の灯(ともしび)」から採火したトーチを手に、核兵器廃絶や脱原発を訴える「県反核平和の火リレー」が5日、松江市の島根県庁前にゴールした。

 7月29日に津和野町を出発。延べ約250人が176区間417・8キロをつないだ。最終走者の県青年女性平和友好祭実行委員会事務局長の岩本辰彦さん(40)=益田市=が午後3時45分に到着した。

 県の担当者に、安全保障関連法廃止や非核三原則法制化を国に働き掛けるよう求めた要請書を手渡した岩本さん。「県民が平和を考えるきっかけに」と願った。

 県内の労組などでつくる実行委の主催で30回目。リレー中、県内15市町にも要請書を提出した。

(2016年8月6日朝刊掲載)

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