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上関地域ビジョン検討会 農地再生など意見交換

 中国電力が原発建設を計画している山口県上関町は21日、町執行部と議会が原発がない場合の町づくりも考える「地域ビジョン検討会」の第4回会合を町役場で開いた。産業振興、総合企画、総務の3課の担当分野を中心に意見を交わした。

 非公開の検討会には執行部側13人、町議12人(原発推進派9、反対派3)が出席。町議によると、荒廃農地の再生や観光振興、老朽化している木造の町役場庁舎の建て替えを求める意見などが出た。

 今回の3課を含め主な7組織の担当分野ごとに、今後のまちづくりの課題を洗い出し、一通りの意見集約を終了。次回からは執行部側が具体的テーマを示したうえで協議することを申し合わせた。次回の期日は未定。(久保田剛)

(2012年5月22日朝刊掲載)

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