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オバマ氏評価 核意識を調査 中国新聞ジュニアライター

 平和をテーマに取材・活動する中国新聞ジュニアライターは、国内外から平和記念公園(広島市中区)を訪れた10代、20代の約230人にアンケートをした。核兵器廃絶に対する意識を聞き、5月のオバマ米大統領の広島訪問について評価してもらった。

 30人が六つのグループに分かれ、約6時間かけて尋ねた。「核兵器をなくすべきか」「核兵器はなくせると思うか」と質問。オバマ氏の広島訪問の評価については、「非常に良かった」から「非常に悪かった」までの5段階で聞いた。

 オバマ氏へのメッセージも緑色の画用紙に書いてもらい、顔と一緒に写真撮影した。高校1年沖野加奈さん(16)は「核兵器保有国の人でも廃絶を望む声は多くあり、世界平和をぐっと身近に感じることができた。オバマ大統領への期待も強かった」と話していた。

(2016年8月7日朝刊掲載)

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