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四電と原発安全協定締結へ 知事意向

 山口県の二井関成知事は23日の会見で、上関町八島が四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)の30キロ圏内に入ることを踏まえ、四国電力と原子力安全協定を締結する意向を示した。「愛媛県と連携しながら協定締結に向けて努力していく」としている。

 県と愛媛県は3月、原発事故発生時の連絡や防災対策で連携する確認書を交わした。四国電力と原子力安全協定を締結することについて、県防災危機管理課は「四国電力と直接つながることで、より迅速に情報を得られる」と強調。上関町の参加も検討している。

 四国電力広報部は「山口県から要望があれば適切に対応したい」としている。(金刺大五)

(2012年5月24日朝刊掲載)

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