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日米の土で焼き物 平和考える 加計でアーティスト2人共同展 広島県安芸太田

 平和を考える日米アーティスト2人の共同作品展が、安芸太田町加計のギャラリー「mm project(エムエム プロジェクト)」で開かれている。被爆地の広島、長崎、米中枢同時テロが発生したニューヨークなど、日米7カ所の土を使って制作した、焼き物5点を展示している。16日まで。無料。

 滋賀県湖南市の宮本ルリ子さん(53)=倉敷市出身=と米ミネソタ州のキャサリン・サンドナスさん(65)で、作品は本をモチーフとしている。原爆投下、終戦、テロ…。土を採取した場所に関する歴史的な出来事などの日付を、開いた状態のページの部分に浮かび上がらせている。

 宮本さんは「両国の歴史的な出来事を見つめる機会になれば」と話している。Tel0826(22)6777。(山田太一)

(2016年8月13日朝刊掲載)

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