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社説・コラム

『ひと交差点』はつかいち平和の祭典実行委員会の小左古登志江委員長 原爆DVD 続編に意欲

 「戦争の悲惨さを現実味を持って感じてほしい」と話すのは、はつかいち平和の祭典実行委員会の小左古登志江委員長(71)=廿日市市。原爆投下時の廿日市を伝えるDVDを作成した。

 DVDには80~90代の市民4人の証言を収録した。「思い出したくない気持ちは分かる。よくぞ語ってくれた」と、協力してくれた4人に感謝する。

 戦後71年。戦争を知る世代が減っている。「廿日市の小学校でも亡くなった被爆者が焼かれた。こうした事実を地元の小中学生にもっと伝えたい」と、続編の作成に意欲を持つ。(山瀬隆弘)

(2016年8月17日朝刊掲載)

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