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F35配備計画 岩国市と山口県へ 国が22日伝達

 岩国市の米海兵隊岩国基地に2017年1月、米国が最新鋭ステルス戦闘機F35を配備する計画について、市と山口県は19日、国から22日に配備計画が伝達されると発表した。

 22日は、武井俊輔外務政務官と宮沢博行防衛政務官が市役所と県庁をそれぞれ訪問。福田良彦市長や村岡嗣政知事たちに計画を伝える。これまで米側からは岩国配備に関する情報がたびたび発信されていたが、国が地元に計画内容を説明するのは初めてとなる。

 米計画では岩国基地に配備されるのは垂直離着陸できる海兵隊仕様のF35Bで、艦上での運用が想定される。在日米海兵隊報道部(沖縄県北中城村)は岩国基地への配備数を16機としており、AV8Bハリアー垂直離着陸機などと順次入れ替わる「機種変更」になるとみられる。

(2016年8月20日朝刊掲載)

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