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チベット人歌手 家族と信仰語る 広島市中区で29日講演会

 日本で活動するチベット人歌手バイマーヤンジンさんの講演会が29日、広島市中区加古町のJMSアステールプラザである。日本とチベットの違いをユーモアを交えて語る。

 中国政府の圧政が続くチベットの平和を祈る仏教者でつくる団体などが主催。午後6時半からの同団体の法要に続き、バイマーヤンジンさんが7時から1時間半話す。演題は「私が見た日本!チベットの家族と信仰」。日本では当然と考えられながらもチベットでは驚かれる家族の在り方などを伝える。

 団体の代表を務める真言宗大聖院(廿日市市)の吉田正裕座主は「講演を通じてチベットの現状を知り、日本での当たり前の生活には感謝するべきだと気付いてほしい」と話す。入場券2千円。大聖院Tel0829(44)0111。

(2016年8月20日朝刊掲載)

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