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平和担う高校生育て 広島県連続講座 東広島で開講

 広島県は連続講座「グローバル未来塾inひろしま」を開講した。平和を求めて国際社会で活躍する人材を育てる。高校生22人が来年2月まで計10日間にわたり学ぶ。

 塾生は、県内15校の1、2年生21人と東京から通う1年生。応募43人の中から面接で選抜した。19日に東広島市であった開講式では、塾長の大島賢三元国連事務次長が「平和、核軍縮、紛争解決など広島が提起するものを学び、英語によるコミュニケーションの力もつけてほしい」と激励し、入塾許可証を授与した。

 大学やNPO法人などから講師を迎える。フィリピン研修(1月)も予定している。塾生代表の広島大付属福山高2年広瀬詠太郎さん(16)は「社会正義を達成する人になるため、たゆまぬ努力をします」と宣誓した。(金山努)

(2016年8月21日朝刊掲載)

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