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平和発信演奏会 サポーター募る

 広島県が2013年夏の開催を目指す「ひろしま平和発信コンサート」の実行委員会は、コンサートを支援する「ピースサポーター制度」を2日に始める。入会費500円で個人会員を募り、集まった会費をコンサートの開催経費や国際交流に活用する。

 個人会員には専用のカードを発行。カードがあれば、企業・団体会員として登録した県内の映画館や美術館の入場料割引、飲食店でのドリンクサービスなどが受けられる。既に25事業者が内定し、今後も増える見通しという。サービス内容は2日以降、実行委のホームページで発表する。

 個人会員の入会窓口は、県内のゆめタウンの各店舗や広島市中区の福屋八丁堀本店、事務局の県文化芸術課などに設ける。制度は実行委が解散する14年3月末まで続ける。

 個人会員10万人が目標。集めた会費は、平和発信コンサートや県内23市町で開くプレイベントのリレーコンサートのほか、子どもの国際交流、平和貢献を担う民間の人材育成事業などに役立てる。県文化芸術課は「広島から世界に平和を訴える事業に関わってほしい」と呼び掛ける。同課Tel082(227)5043。(門戸隆彦)

(2012年6月1日朝刊掲載)

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