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　中国新聞社の会員組織「ちゅーピー子どもニュースくらぶ（ＣＮＣ）」の発足２周年を記念したイベントが２日、広島市中区の中国新聞ビルであった。小中学生と保護者約２５人が参加し、新聞記者の仕事について学んだ。

　中国新聞社とちゅーピー子ども新聞の記者、ジュニアライターの計４人が、福島第１原発事故の取材や、高齢化が進む原爆被爆者への体験聞き取りなどの仕事内容を紹介。記者の志望理由や文章を書くこつも話した。砂絵でちゅーピーを描く教室もあった。

　府中中央小５年の弓場智史君（１０）＝府中町＝は「記者の仕事は楽しそう。自分もやってみたくなった」と聞き入っていた。ＣＮＣは、家族で新聞や活字に親しんでもらおうと２０１０年に発足した。

（２０１２年６月３日朝刊掲載）