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川下地区 絆深めるフェス 岩国であす 若手住民ら初企画

 岩国市の川下地区の住民たちが27日午後4~8時、同市中津町の市川下出張所周辺でカワシモサマーフェスティバルを開く。地域住民のつながりを強めるとともに、地区と隣接する米海兵隊岩国基地の関係者との交流の場にもなればと、若手の住民を中心に初めて企画した。

 実行委員会は30~60歳代の7人。昨年までは、地元自治会が夏祭りを開いていたが、役員の高齢化などから、ことしは開催をやめた。

 地域の絆を深める場を残したいと、実行委員長の渡辺博明さん(49)=川下町=たち有志が集まり、6月から企画。基地関係者にもなじみを持ってもらえるよう、英語で読みやすい名前を付けた。

 当日は地元の酒井酒造の日本酒や焼きそばなどの販売、金魚すくい、射的などのブースを設け、住民有志が運営する。バンドのステージ演奏や映画上映などもある。

 渡辺さんは「昔ながらの祭りの雰囲気を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。(馬上稔子)

(2016年8月26日朝刊掲載)

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