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広島の6団体 山口県に抗議 上関原発埋め立て

 中国電力の上関原発(山口県上関町)建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長申請を許可した山口県に対し、建設に反対する広島、三原、尾道、福山、三次市の6市民団体が30日、許可取り消しを求める要請書や抗議文を同県に提出した。

 「上関原発止めよう!広島ネットワーク」(広島市佐伯区)の木原省治共同代表(67)や「上関原発スラップ訴訟止めよう会」(三原市)の坂本圭子世話人(63)たち120人が山口県庁を訪れた。各団体の代表たちが村岡嗣政知事宛ての文書を県商政課の職員に手渡した。

 文書では「建設予定地から福山市役所まで約144キロ離れているが、風や海流で放射能被害が直撃する」などとしている。同課は「県外の団体の要望について答える立場にない」としている。

(2016年8月31日朝刊掲載)

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