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原爆病院訪れスズラン贈る 全日空乗務員

 全日本空輸の客室乗務員2人が8日、広島市中区の広島赤十字・原爆病院を訪れ、スズランの鉢植えとスズランの押し花をあしらったしおりを入院患者に贈った。

 熊野町出身の皆川美保さん(38)と三原市出身の松本純枝さん(36)が、院内の交流室で患者代表に北海道産のスズラン2鉢を手渡した。しおり300枚は社員の手作り。「花言葉は『幸せ』です」などと声を掛けながら約20人に配った。

 全日空は毎年、全国の病院にスズランを届けており、ことしで57回目。鉢植えを受け取った廿日市市の伊藤淳子さん(67)は「いい香り。元気をいただきました」と喜んでいた。

(2012年6月9日朝刊掲載)

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