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広島復興の歩み パネルでたどる 市公文書館

 広島の戦後復興と国際交流の歴史を紹介する写真パネル展が、広島市中区大手町4丁目の市公文書館で開かれている=写真。30日まで。無料。

 4月の外相会合と5月のオバマ米大統領の広島訪問の際に、報道関係者が詰めた広島国際会議場(中区)で市側が催した展示の縮小版。48枚から18枚に厳選した。

 米国の援助団体から送られてきた衣服を孤児院で手に取る子どもたち、1955年の第1回原水爆禁止世界大会…。被爆後に海外から支援を受けていた広島が、町を築き直し、平和や核兵器の廃絶を訴える国際都市へ至る過程をたどれる。

 中川利国館長は「今のきれいな広島の姿に至るまで長い歳月がかかったと、感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

(2016年9月2日朝刊掲載)

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