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　５月に広島市で演説したオバマ米大統領と言葉を交わした被爆者、県被団協理事長の坪井直さん（９１）と歴史研究家の森重昭さん（７９）の講演会が４日午後０時半から、中区大手町のおりづるタワーである。１０～３０代の大学生や留学生を対象に参加を募っている。

　坪井さんが核兵器廃絶に向けた活動や核超大国の現職大統領が被爆地を訪れた意義を話す。被爆死した米兵捕虜について調査した森さんは、原爆が国籍を超えて人々に悲劇をもたらした実態を訴える。

　広島青年会議所が企画した。無料。定員６０人。同会議所のホームページから申し込む。ｈｔｔｐ：／／ｈｉｒｏｓｈｉｍａ－ｊｃ．ｊｐ

（２０１６年９月２日朝刊掲載）