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交通手段確保へ 早急に調整図る 広島知事言及 JR三江線廃止表明

 広島県の湯崎英彦知事は6日の記者会見で、JR西日本が三次市と江津市を結ぶ三江線の廃止を表明したことを受け、「新たな交通手段の確保に向けた検討ができるよう、早急に関係者と調整を図っていく」と述べた。

 湯崎知事は「地域交通の観点から持続可能で、住民の利便性が高いものが必要になる」とし、島根県や沿線市町、JR西と緊密な連携を図ると強調した。さらに広島県内のローカル線の現状について「芸備線や福塩線も利用状況が厳しいところがある」と指摘し、沿線自治体による路線活性化の取り組みをサポートしたいとの意向を示した。

 広島県の湯崎英彦知事は6日の記者会見で、安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が12月に長門市で首脳会談を開催することに合意したのを踏まえ、「情報収集を進めている。さらなる対応を県としても考えたい」と説明し、プーチン氏の広島訪問をあらためて要請する考えを示した。(胡子洋)

(2016年9月7日朝刊掲載)

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