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慰霊碑前で座り込み 広島 北朝鮮核実験に抗議

 北朝鮮の5回目の核実験を受け、広島県被団協(佐久間邦彦理事長)と県原水協は11日、平和記念公園(広島市中区)の原爆慰霊碑前で抗議の座り込みをした。

 正午すぎから30分間、両団体のメンバーたち約50人が「核実験に断固抗議する」と書いた横断幕を掲げた。あいさつに立った佐久間理事長は「核兵器禁止条約がこれから本格的に議論されようという中で、またしても強行した。納得できない」と非難した。

 北朝鮮には核兵器の開発と実験計画の放棄を、日本や米国など各国には非核化に向けた話し合いを求める決議文を参加者全員で採択。終了後、北朝鮮の国連代表部、日本の首相官邸、東京の在日米大使館などに電子メールやファクスで送った。(水川恭輔)

(2016年9月13日朝刊掲載)

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