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安保法廃止求め署名13万2千人 実行委 松江で集会へ

 安全保障関連法廃止を目指し、県内で署名活動を続ける「安保関連法(戦争法)の廃止を求めるしまね総がかり行動実行委員会」は13日、署名が13万2千人になったと発表した。同法案の強行採決から1年となる19日、松江市で集会を開く。

 実行委は1月に署名活動を始め、20万人を目標に掲げていたが、届かない見通し。この日、県庁で会見した実行委事務局の井上寛司・島根大名誉教授は「たくさん署名をいただいたが、地域によって取り組みに差があった。今後の活動の課題としたい」と話した。

 19日の集会は午後4時から、松江市朝日町の松江テルサ前である。ドキュメンタリー映画「標的の村」に登場する沖縄県東村高江の安次嶺雪音さん(松江市出身)の母、池田孝子さんらが沖縄の現状などを報告し、JR松江駅周辺をデモ行進する。

(2016年9月14日朝刊掲載)

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