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佐久間理事長が平和国際会議へ 広島県被団協

 広島県被団協(佐久間邦彦理事長)の佐久間理事長(71)=写真=が、ドイツの首都ベルリンで30日~10月3日にある平和や軍縮をテーマにした国際会議に参加する。核兵器の廃絶を訴え、日本被団協提唱の国際署名への協力を呼び掛ける。

 日本原水協の代表団(7人)の一員として渡欧。平和団体の国際平和ビューロー(本部スイス・ジュネーブ)主催の国際会議でパネル討論に臨む。会議後の10月4~6日はドイツの他都市を訪れ、核兵器を禁止し、廃絶する条約の締結を求める署名を街頭で募る。

 佐久間理事長は「市民と交流をし、被爆地の訴えを広めたい」と話している。

 国際会議へは日本被団協も田中熙巳(てるみ)事務局長を派遣。会場で原爆展を開く。

(2016年9月17日朝刊掲載)

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