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　広島インターナショナルスクール（広島市安佐北区）の今井うららさん（１３）＝写真左端・中区＝が、日本青年会議所（ＪＣ）主催の少年少女国連大使として米ニューヨークの国連本部で研修した。２１日、同校で生徒たち約７０人を前に体験を報告した。

　今井さんは、国連本部で７月下旬に研修を受け、飢餓対策について発表したと説明。「天候不順や自然災害で作物が育てられず、飢餓に陥るケースが多い。救援物資を届けるだけでなく、農業技術を伝える仕組みが必要」と述べた。

　少年少女国連大使は国際貢献できる人材育成を目指し、ＪＣが２０１１年から実施。ことしは７月２５～２９日、全国の小中学生３０人が参加した。今井さんは「飢餓による貧困は戦争を引き起こす原因にもなる。学んだことを多くの人に伝えたい」と話した。

（２０１６年９月２２日朝刊掲載）