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折り鶴再生紙 動物に変身!? 広島市安佐動物公園で教室

 平和記念公園にささげられた折り鶴から再生した折り紙で、動物を折って楽しむイベントが1日、広島市安佐北区の市安佐動物公園であった。再生した折り紙を販売している障害者支援施設「はぐくみの里」(東区)と同園が企画した。

 家族連れたち約20人が参加。7月に長寿世界新記録を達成した同園の雌のクロサイ、ハナをモデルに、縦15センチ、横7・5センチの2枚を複雑に折り込んで角や耳の形を表現した。同支援施設の利用者や職員のアドバイスを受けながら、色鉛筆で目を描いたり色を付けたりして仕上げた。

 家族5人で訪れた呉市の横路小5年岩崎美結さん(10)は「難しかったけど、かわいく作れた」と喜んでいた。

 昨年に続き2回目。同支援施設職員の河添理恵さん(24)は「折り紙を通して動物に親しみながら、平和にも関心を持ってもらえれば」と話していた。(井上貴博)

(2016年10月2日朝刊掲載)

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