３市町と会談後 可否を判断方針 山口知事、Ｆ３５Ｂ配備で
16年10月5日
山口県は４日、米軍が最新鋭ステルス戦闘機Ｆ３５Ｂを米海兵隊岩国基地（岩国市）へ配備する計画について、村岡嗣政知事が岩国市と基地周辺の和木、周防大島両町の１市２町の首長と会談し、受け入れの可否を最終判断する考えを、県議会総務企画委員会で示した。 県は４日、米軍が最新鋭ステルス戦闘機Ｆ３５Ｂを米海兵隊岩国基地（岩国市）へ配備する計画について、村岡嗣政知事が岩国市と基地周辺の和木、周防大島両町の１市２町の首長と会談し、受け入れの可否を最終判断する考えを、県議会総務企画委員会で示した。
県はすでに、Ｆ３５Ｂの配備で「騒音にほとんど変化はなく、安全性への懸念も少ない」などと中間評価している。県岩国基地対策室の矢敷健治室長は「地元市町が意見を集約した後、村岡知事が首長と協議して最終判断をする」と説明した。
岩国市の福田良彦市長は、米国外で初配備となるＦ３５Ｂについて「機体を実際に見て騒音などを体感したい」として、米国での視察を国に要請している。県は福田市長の視察結果なども見極める考えだ。
（２０１６年１０月５日朝刊掲載）
県はすでに、Ｆ３５Ｂの配備で「騒音にほとんど変化はなく、安全性への懸念も少ない」などと中間評価している。県岩国基地対策室の矢敷健治室長は「地元市町が意見を集約した後、村岡知事が首長と協議して最終判断をする」と説明した。
岩国市の福田良彦市長は、米国外で初配備となるＦ３５Ｂについて「機体を実際に見て騒音などを体感したい」として、米国での視察を国に要請している。県は福田市長の視察結果なども見極める考えだ。
（２０１６年１０月５日朝刊掲載）
