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NPT会議に向け核兵器廃絶訴える署名活動 原水協

■記者 城戸収

 国連軍縮週間(24-30日)に合わせ、広島県原水協と広島市原水協は26日、広島市中区の原爆ドーム近くの元安橋で、2010年春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で核兵器廃絶を訴えるための署名活動をした。

 両団体から12人が参加。市原水協の中本康雄筆頭代表理事が「キッシンジャー氏ら米国の元高官らも核兵器のない世界をと訴え始めた。核廃絶のうねりをより大きくしよう」と、マイクで市民や観光客に協力を呼び掛けた。約1時間で約180人から集まった。

 署名は各国政府に核兵器廃絶条約の締結を求める内容で、日本原水協が提唱。国内で1200万人を目標に集め、NPT再検討会議に提出する。

(2008年10月27日朝刊掲載)

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