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　大和ミュージアム（呉市宝町）を１２日、米ハワイにある戦艦ミズーリ記念館のマイク・ワイデンバック学芸員（６６）と日本語ガイドを務める長谷部正寿さん（６６）が見学した。両館は昨年９月、姉妹館としての提携を結んでいる。

　２人は、大和ミュージアムの戸高一成館長から、戦艦大和の建造の経緯や海底に沈む大和の現状などについて説明を受けた。ワイデンバック学芸員は「遺品や当時の写真が胸に迫る。両館の役割は、戦争や平和を考えるきっかけとなる点で共通している、交流を続けたい」と話していた。

　両館は、資料の相互提供や学芸員の交流を進める。ことし２月には大和ミュージアムの学芸員がミズーリ記念館を訪ねた。（今井裕希）

（２０１６年１０月１３日朝刊掲載）