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学習の成果 児童に紹介 呉の仁方小・中が交流

 呉市の仁方中1年生46人が12日、体育館に仁方小3年生35人を招いた。生徒は10グループに分かれて戦艦大和や原爆、伝統文化にまつわる学習の成果を児童に紹介した。

 生徒はクイズを交え、スライドを利用するなどの工夫をして発表。呉で建造された戦艦大和については、航空機の攻撃で沈没したと説明した。

 原爆は被爆者を白血病などで苦しめ続け、核兵器1万5400発が今もあることを解説した。地元の八岩華(やいわばな)神社に伝わる市無形文化財の櫂(かい)踊りの魅力も語った。

 仁方小の扇谷依叶(よりと)君(9)は「知らない話を教えてもらえた」と喜んでいた。両校は学習発表や合同運動会などで交流を深めている。(見田崇志)

(2016年10月13日朝刊掲載)

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